古い小説と食べる描写が好き

(ニートが千冊読書を目指すブログ。)P+D BOOKS とkindle、私小説好き。

「苦役列車」すべて見た感想

「苦役列車」をすべて見た。

 

①三年後の貫多の姿にびっくりした。最初誰かわかんなかったもんね

黒の皮ジャン?真ん中分けの髪型といい芥川賞受賞時の西村先生をちょっと彷彿とさせるような 見慣れるとあれはあれでいいですね 

 

②信濃路でチャンネル争奪戦をしてボコられる貫多を見たあたりから泣いてしまった。なぜ自分が泣いてるのかわからない 信濃路、ピンクの看板になってから行ったけど映画見る前に行けてよかったと思う。

 

③エンドロールまでしっかり見た。Mac(化粧品のブランド)の名前があってちょっと驚いた。まえだあつこが使ったんだろうか 唯一買った事のあるデパコスだったのでなんとなく嬉しい。

 

④いろいろ言いたいことがあるが製作費が少ないらしいなかでよくこんなに見ごたえのあるものを作られたなと尊敬の気持ち。みたあとものすごく陰鬱な気持ちになっているけど爪痕を残す作品だったなあと思う。原作よりも20倍くらい陰鬱な印象を受けたけどなぜなんだろうか。映像化って破壊力があるね

 

⑤長髪の貫多を見てたら3年前の貫多がいなくなった感じで寂しくなった。なのでもう一度最初からみている。前半のたまに笑う貫多を見るだけで幸せな気持ち。

 

⑤カラス貝のおっさんってオリジナルだろうか。フォークリフトで事故を起こした人が出たので~~のくだりは小説にもあったなあと覚えてるんだけど。それに肉付けしたのかな 常識がない人が叱られる(奥さんに貝をあげようとしてた善意からの行動)展開は見ていてつらい。自分に当てはめているからつらいのかわかんないけど。

 

⑥まえだあつこの声がヒロイン!!って感じでヒロインだった。雨の中でのやりとりを思い出してたら「私との可能性は感じないでほしい」って名言をのこした某コスプレイヤーを思い出した。ねこむ元気なのかな

 

⑦映画を見てこんなに強いストレスを感じたことはない。思い入れのある作家が原作だからだろうか。8時間労働をしたあとのような虚無と安堵の気持ち。でもみて本当に良かった。

 

⑧「夜明けの川に落葉は流れて」とか「蠕動で渉れ、汚泥の川を」も大好きなのだが佳穂は西村作品に出てくる女性の中でも2番目くらいには好き。私に権力があったら光宗薫氏に彼女の役をやってもらい森山未來氏に貫多役を続投してほしい。英光に狂ってる時の貫多の話大好き。

 

じほうけん(漢字調べるのがめんどくさい)、映像で見たい。食べ物が比較的たくさん出てくるのと店長の妻に罵声をあびせる貫多のシーンが好きなのだが飲食店に住み着いた貫多を映像で見たら映えるだろうなあと思う もっと西村作品の映像化がみたいよ~~~~~~